未完成物件を見極めるコツ

未完成で検討しなくてはならない物件とは

中古戸建・中古マンションであれば、内覧可能ですが、新築の戸建て物件で、更地の状態や建築中の物件など、内覧できない物件があります。完成してから内覧し、確認することがよいのですが、完成する前に売れてしまう物件があります。どういう物件かといいますと、なかなかでないエリアの物件、相場よりも価格が安い物件など年に数件出てきます。なかなかでないエリアでは、待っているお客様がおりますので競争になったりいたします。なので早めの結論が必要になります。

未完成物件で確認できない事

未完成物件で確認できないことは、日当たり・通風・明るさ・部屋の広さ・天井の高さ・動線・段差・部屋からの景色・色彩など、確認したいことがいっぱいありますが、想像で判断するしかありません。

類似物件で比較する

完成している類似物件（道路付け・隣地の距離・間取り等）で確認することをお勧めいたします。道路の向きが同じであれば、日当たりや明るさを確認できますし、間取りが似ている物件でしたら、部屋の広さや天井の高さも確認できると思います。

特に注意する物件とは

特に注意する物件は、専用通路で回りに囲まれている物件です。以前ご紹介した物件で、内覧できずに契約し、日当たり・明るさを心配しておりましたが、以外に、明るかったので安心したことがありました。間取りの取り方が良かったと思います。また、用途地域のよっては、斜線制限が厳しく、母屋下がりになってしまう部屋がありますので、どれくらいの圧迫感があるのか注意が必要です。

お勧めできる方・できない方

一概には言えませんが、場所重視の方は、なかなかでないエリアに出た場合は、即決できるようにしておくことが良いと思います。もちろん、日当たりや明るさなど配置や、間取りで想像しなくてはいけませんが、準備は必要です。建物重視の方は、注文住宅でしたら打合せでいろいろ好みを聞いてもらえますし、住宅機器などショールームで確認できますが、建売住宅ですと、材質や住宅機器など予めパンフレットなどで確認できますが、実際に現物を確認することはなく想像とのギャップがあったりしますので完成してから確認することをお勧めいたします。

結論

まめに、完成物件を内覧しておくことです。部屋の日当たり・明るさ・広さ等物件によって違いますのでメモしておくと忘れないと思います。できれば写真も撮っておくと後で確認できます。　　　　　　よい住宅に巡り合えることをお祈りいたします。