IT重説とは
宅地建物取引業をで売買・賃貸の媒介をする場合、買主・借主に対して契約の前に重要事項説明をすることが
義務になっております。以前は、面前でしなくてはならなかったのですが、今年の10月から賃貸の重要事項説明が
IT重説パソコンのモニターにて行うことができるようになりました。
どういう方にメリットがあるかというと、遠方から物件を探しに来て申し込みまで1日でできますが、
申込後に審査があります。その日にOKが出ても契約書・重要事項の作成、契約金の支払いまで
その日にするには無理があります。
契約しにまた遠方から出向かなくてはならないと時間と費用が掛かるため大変でした。
IT重説であれば事前に重要事項説明書と契約書を郵送してパソコンのモニターを通して説明し記名押印して返送していただければ契約は成立いたします。
また、これからはバーチャル内覧も盛んになっていくと思われます。
部屋の真ん中に360度写せるカメラを設置し見てもらう方法と、業者が部屋に行き生の動画を見ていただく方法です。
リクエストでどこどこ写してと言われればそこに行って動画を再生する。
この便利な世の中に、不動産業者としてもついていかないと取り残されてしまいます。
しかし、視覚は補えても聴覚や嗅覚は現地に行かないとわかりませんよね。
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横浜市鶴見区で不動産の営業を34年しております。独立から22年がたち現在は、不動産管理に力を入れております。
お世話になっている全日本不動産協会では、神奈川県本部の理事と横浜支部では資格審査副委員長を務めさせていただいております。
資格は、宅地建物取引士・二級ファイナンシャル・プランニング技能士・損害保険代理店上級資格・少額短期保険募集人資格・甲種防災管理者を取得しております。