売主様によって大きく変わる保証問題
目次
物件を見る際の注意事項
物件を見学に行くときの注意事項ですが、物件をよく見ることは当たり前ですが
一つポイントとして売主様が個人なのか法人なのかによって保証期間が異なります。
新築戸建の場合、不動産業者が売主で躯体関係は10年保証(しかし天災地変不可抗力の場合は、保証の対象外ですのでお気をつけてください)。
その他は6か月から2年保証になっております。
中古戸建・中古マンションの売主が個人の場合は、瑕疵担保責任の範囲は、シロアリ・雨漏り・給排水設備の故障に限定し2~3か月の期間に発生した場合は
売主負担で補修する契約が一般的です。たしかに、個人の方が売却した後に何年もの間責任を足らなければならないのは大変ですよね。
個人の方が売主様の場合は、保証がないと考えて検討したほうがいいと思います。
見学の際のポイント
シロアリ・雨漏り・給排水設備の故障の見分け方ですが、
シロアリは、基礎廻りをチェックします。蟻道・蟻土がないかを確認いたします。室内は、水廻りや畳のフカフカ感がないか確認いたします。
雨漏りは、天井壁にシミがないか確認いたします。しかし、クロスの張替え等行っている場合は確認できません。
給排水設備の故障も、基礎廻りをチェックして水漏れを確認いたします。
空家であれば、建物内を隈なくチェックできますが、居住中の場合は、なかなか遠慮して確認できません。
押入れの中の奥までチェックするのは難しく、引越した後にいろいろ出てきます(家具で隠れている床や壁のシミやカビ等)
以前、築2年で床が腐ってました(ペットゲージの下)。
なので居住中の物件は、特に注意が必要です(といっても一番注意してみれないのが現実にあります)。
まとめ
家は一生の買い物です。35年の住宅ローンを返済していかなくてはなりません。
絶対失敗したくないですよね。思いもかけない出費は避けたいところですよね。
しかし、自分で不備を見つけるのは難しいです。
おすすめは、うまく不動産業者の方とお付き合いしていかれるといいと思います。
正直な方と付き合ってください。包み隠さず話人がいいと思います。
不動産業者の方は、「どうしても売りたい、しかしこのことを話すと売れなくなる」
いつも挌闘しております。挌闘しない人を味方につけてください。
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横浜市鶴見区で不動産の営業を34年しております。独立から22年がたち現在は、不動産管理に力を入れております。
お世話になっている全日本不動産協会では、神奈川県本部の理事と横浜支部では資格審査副委員長を務めさせていただいております。
資格は、宅地建物取引士・二級ファイナンシャル・プランニング技能士・損害保険代理店上級資格・少額短期保険募集人資格・甲種防災管理者を取得しております。