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2017-03-23

公示価格からみる横浜・鶴見の動向

目次

公示価格 2017

 公示価格 2017

(読売新聞より)

鶴見区 公示価格

公示価格 2017 鶴見区

2017の公示価格が3月21日に発表されました。住宅地では、下げ止まりと見出しに出ておりましたが、2極化が進んでいるようです。広域にかかわらず狭い範囲でも同様で、駅徒歩圏とバス便の差が大きくなっているようです。毎日の通勤通学を考えると仕方のないことかもしれませんが、はやりゆとりがないんですね。朝早く、夜遅くの生活ですとわかるような気がしますが、時間にゆとりのある方は是非、バス便をお勧めいたします。弊社がある場所は、駅より20分になりますので徒歩圏というよりは、バス便になります。しかし、終電や終バスがなくなっても歩いて帰れる距離です。徒歩圏ほどごみごみしておりません。

時間にゆとりのある方は、バス便での生活をお勧めいたします。

公示価格発表 2016

公示価格 首都圏

公示価格首都圏

この図を見るとよくわかりますが、鶴見は東京の中心から20km強、離れております。
大森 578 鹿島田 325 鶴見 281 横浜 285 保土ヶ谷 206
(表示の価格は、駅から約1Kmにあたる標準地の1㎡あたりの価格単位は千円)
よく話しますが、「東京より多摩川を渡って下がり、鶴見川を渡ってまた下がり、
鶴見を過ぎて東神奈川で上がり、さらに横浜でまた上がる」ということです。

公示価格首都圏2

公示価格 全国

大都市圏以外は、下がってます。

これで平均が8年ぶりに上昇といわれても

下がっているイメージしか持ちません。

公示価格 鶴見

公示価格 鶴見区

鶴見は、ほとんどに地域が上がってます。

獅子ヶ谷1丁目だけなぜか下がっているのはなぜでしょう?

今後の横浜 鶴見の動向

平成27年1月1日時点の公示価格が発表されました。

全国平均では、8年ぶりに上昇したようです。

都道府県別では、住宅地で東京や神奈川、宮城など10都県、が上昇、

3大都市圏や地方の大都市で不動産取引が活発になっているようです。

ただ、人口減に悩む地方では地価が下落が続いているとのことです。

公示価格は、不動産物件を査定する際に、時価額にいちばん近い価格ですので

評価を出す際基準になります。

その基準地点との差をどう出すかは、固定資産路線価等で割り出していきます。

さてさて、公示価格が上昇しておりますが、どうしてでしょうか?

マンション価格バブル

上記新聞切抜き(読売新聞)の影響が多いと思います。

相続税の課税控除が、変更になり不動産(特にタワーマンション)に資金が流れてきたのが原因ではないか。

タワーマンションを一人で、何室も購入する話をお聞きします。

また、相続対策としてマンション・アパート建設の需要の高まりもあり、利便性のよいところから

軒並み価格が上昇しております。

利回りはあまり考えずに、購入建設をしておりますのでなかなかいい物件が出回ってきません。

その波が、横浜 鶴見にも押し寄せてきております。

その分、若干ではございますが土地の価格も上昇しております。

ただし、住宅物件(一戸建て・区分所有マンション)などの動きは、あまり変わっていないように感じます。

査定依頼をされる場合、公示価格より算出いたしますので、評価が高く出る傾向にあります。

果たして売れるだろうか?

金利が低く借りやすくはなっておりますが、自分が住むために一戸建やマンションを探している人にとっては、

あまりいい傾向ではありません。

しかしながら、マンション・アパート建設のほとんどはシングルタイプになりますので、

ファミリーマンション・アパートの供給は、増えておりません。

なぜなら、核家族化が進み、1世帯当たりの人数も減少しておりますし、採算の面でも

シングルタイプのほうが、利回りが稼げます。

したがって、ファミリータイプの賃貸物件の価格はあまり下がってませんので、

購入を考えている方は、今が買い時かもしれません。

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