横浜に多い高低差のある物件査定
昨日、2件の売却相談がありましたがいずれも隣地との高低差が4m以上あり
建築する際、かなりの制限が出てきます。その分、平坦地より割高になります。
擁壁が、検査を受けていない場合は大変です。隣地が高い場合は、基礎の立ち上げ
低い場合は、基礎の立ち上げ、建築費もその分、平坦地より割高になります。
しかしながら、公示価格等、お客様は大体相場を調べることができます。
なので、相場と広さを掛け合わせ、大体このぐらいで売れるだろうと試算いたします。
弊社の査定も、近隣公示価格から算出してから、マイナス部分を掛けていき、
最終的に相場の3分の1ぐらいになることがあります。
高低差のある物件(古屋付売地)は、住宅をお探しのお客様にはハードルが高くなります。
解体費・造成費・建築費となりますので、売地価格が安くても思った金額に収まらないケースが多く、
あきらめざる負えない。やはりそういう土地は、建売業者の出番です。
新築分譲住宅として販売すれば、お客様も理解でき見当もできます。
完成物件であれば、眺望や日当たりもわかります。
結論、平坦地でお客様がみてイメージしやすい物件は、価格も高く、
高低差があってイメージしにくい物件は、安くなります。
狭くて高い物件か、広くて安い物件どちらがいいのか、それはお客様しだいですね。
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横浜市鶴見区で不動産の営業を34年しております。独立から22年がたち現在は、不動産管理に力を入れております。
お世話になっている全日本不動産協会では、神奈川県本部の理事と横浜支部では資格審査副委員長を務めさせていただいております。
資格は、宅地建物取引士・二級ファイナンシャル・プランニング技能士・損害保険代理店上級資格・少額短期保険募集人資格・甲種防災管理者を取得しております。